最も発達する時期にチャレンジさせたい、未来をはぐくむ自転車

2023年3月27日

「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。

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多くの人が自転車に乗るトレーニングを始める子どもの時期は、人間の成長過程と密接な関係があります。
今回は、自転車に乗り始めるタイミングや、自転車が子どもに与える影響をお伝えします。

【好ましいタイミングは?】
川崎医療福祉大学の西本哲也准教授によると、4歳の子どもの平均的な運動能力はまだ未熟。しかし、この時期は脳や脊髄を司る神経系の成長が著しく、6歳ごろまでにバランス能力などの運動機能を向上させるのは、健全な発育のためにもベストなタイミングなのだそう。図は年代ごとの発育量です。

神経系型の発育量は、6歳までに80%、12歳頃でほぼ100%に達します。
特に急激に上昇する6歳頃までに、運動や活動によって神経回路に刺激を与え、回路を張り巡らせるよう促すことが有効的です。

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【あらゆるスポーツの土台に】
コーディネーション能力とは7項目に及ぶ「人の調整力」。第一線で活躍するスポーツ選手も注目するコーディネーション能力は、自転車運動でも高められると考えられます。まず、足を着けずに自分の身体でバランスを取りながら前進する乗り物であること。そしてハンドルやブレーキの操作をしながらペダルを漕ぐなど、複数の動作を一度に行う運動であること。さらに移動による環境の変化を都度判断しながら動作をする必要があることなどで、能力が高まります。

【恐怖心に打ち勝つ『段階的練習』】
転ぶのが怖いという恐怖心を乗り越え、『できた』という体験をすると、脳に分泌されるドーパミンが身体を動かし、集中力やモチベーションを上げ、さらなる成功体験につながります。補助輪つきからスタートすることができる自転車は、次第に乗れる自信をつけやすいのです。

【失敗を繰り返さない経験】
「どうしたら次は転ばないか」と自ら工夫し、恐怖心を克服すること。これは運動学習過程の中のひとつで、子どもの運動能力を高める重要なサイクル。自転車は、失敗を繰り返さないように考え、トライし続ける経験にも適しています。

子どもにとっての自転車は多くの能力を育む、絶好のチャンス。お天気に恵まれたら、お子様のチャレンジを応援してみては?