自転車通勤に使えるヘルメットと正しいかぶり方とは?

2023年2月13日

「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。

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自転車にヘルメット。スポーツサイクル愛用者なら違和感はないかもしれませんが、世間一般ではまだまだ 『かぶらない派』も多いようです。
しかし自転車でのヘルメット装着は、生死を分ける重要な役割を担っています。今回は自転車通勤に使えるヘルメットの選び方をご紹介します。  

【自転車通勤にヘルメットは必要?】
自転車通勤でもヘルメットを着用しましょう。自転車の死亡事故において、死者の致命傷部位で一番多いのが頭部。
図1の通り、ヘルメットをきちんと着用した状態では、非着用に比べて死者数は1/4まで激減しています。

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【自転車通勤で使えるヘルメットの選び方】
□安全規格をチェック
欧州にはサイクルヘルメットの安全基準としてCEマークというものがあります。国内製品なら他にもSGマークなど、 安全基準を満たしているかどうかチェックしておきましょう。

□フィット感
ヘルメットのフィット感はとても大事。装着中の違和感もさることながら、きちんとフィットしていないと万が一のときに最大限の効果を発揮してくれません。日本人の多くは欧米人に比べて横幅が広く、後頭部が短い形。欧米ブランドの自転車用ヘルメットを選ぶときは、アジアンフィットやジャパンフィットといったモデルをチェックしましょう。側頭部が締め付けられる感じがなく左右均等、頭頂部までしっかりかぶれていれば、頭の形にあったヘルメットといえます。

【正しいかぶりかた】
帽子のように浅くかぶるのはNG。眉上のあたりまで、しっかりかぶりましょう。せっかくヘルメットを被っていても、あご紐がブラブラしていてはNG。 指が1~2本入る程度を目安に苦しくない程度にストラップを調整しましょう。後ろにアジャスターがあれば、よりフィットさせることが出来ます。頭を振って前後左右でズレがないようにセットしましょう。

【自分のために、家族のために】
自分が気を付けていても、避けられない事故が起きるのも現実。万が一に備えて出来る限りの自衛をしておくことは、自分のため、そして家族のためでもあります。安全と楽しさを両立させて、長く自転車通勤ライフを続けていきたいですね。