自転車はどうして気持ちがいいの?

2023年1月23日

「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。

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自転車はどうして気持ちがいいの?今回は自転車から得られる気持ち良さの秘密を感性工学(人が感じる快適性や特性を理解し、モノづくりに生かす「人間中心設計」)の観点から探っていきましょう。

【五感刺激が多い】
坂道を下ったときのスピード感、視界や重力の変化が特徴的。景色の移ろいを目で、耳でしっかり捉えることができます。

【乗りものとの一体感】
自転車は自分の足でペダリングを続けるため、速度と動きがリンクし、一体感が味わえる乗りもの。実はこのペダリングにも気持ちよさの秘密が。

【気持ち良さ=疾走感・浮遊感・開放感】
ペダリング後に足を止めても自転車はしばらく滑走を続けます。浮かぶように、飛ぶように、景色や音を感じながら、流れに身を任せていられる瞬間は他では得られない『自転車の気持ち良さ』です。

【丁寧にモノと向き合う=暮らしの質を高める】
人の価値感が多様化している現在では、満足の尺度も人それぞれ。アメリカの心理学者マズローによると、最高次元の欲求は自己実現欲求。自己実現とは創造的活動を望むこと。自転車はさまざまな感性を刺激し、創造的な体験を可能にする道具として位置づけることができ、『最もレベルの高い欲求を満たすことができる』とも言えます。

1.所有感
自転車は万年筆のように使い込んでいく所有感や、ずっと行動を共にするパートナーとしての魅力も。『丁寧に時間と手間をかけ、使いやすく、そして使い込んだ自分だけの一台』。まさに創造的な楽しみ方です。

2.フレームカラー
ファッションのように、フレームカラーで自己表現することも創造的な体験のひとつ。

3.ラチェット音
ペダリングで足を止めた状態で滑走すると、『チチチチチ…』と音がします。これがラチェット音。スピードによって変化するこの音、とても軽やかで心地良く響きます。このような小さな機械音も感性に刺激を与えてくれます。

このように、自転車は感性を刺激することで得られる気持ち良さと、丁寧に向き合うことで得られる満足感や充実感により、さらに気持ち良さを感じることができる乗り物です。そして、大切に扱うことで暮らしの質をも高めてくれることでしょう。

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