2022年12月19日
「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。
これから年末に向けて特に根を詰める時期。ストレスや睡眠不足もそのままに、つい頑張りすぎてオーバーワークしてしまうことも。
それは身体を『サビさせる』一因となり得ます。ここは「上手に休んでパフォーマンスをあげる」ことに目を向けてみましょう。
【身体がサビる原因】
人間がエネルギーを作る時、副産物として発生するのが活性酸素。これが増えすぎてしまうと、細胞内の重要な部品を傷つけ、細胞が酸化した状態に。つまり、これが身体のサビ。疲労やストレスなどにより、このサビを修復できないと、慢性的に炎症物質が発生し、痛みや倦怠感、意欲の喪失など、様々な疾患へとつながりやすくなります。
【1日1時間以上、週3日のサイクリングでOK】
軽い有酸素運動は、不要になった物質を血液中から老廃物として排出して処理する効果があります。なかでも注目したいのは「息があがらない程度」の有酸素運動。キツイ運動後の身体の修復には相応の栄養や時間を要するため、『抗酸化』の観点でいえば、軽めの運動で十分。サイクリングや自転車通勤がおすすめです。自分にとっての心地いいレベルを見つけて習慣化することで、抗酸化と体力向上の相乗効果が生まれます。
【うまく休めていますか?】
軽い運動を『アクティブレスト(積極的休養)』として捉え、疲労を回復させるという考え方があります。
土曜は、『少し身体を動かすために、散歩感覚でブランチができるお店を目標に、軽くペダルを漕いでみる』。これは立派なアクティブレスト。
一方、日曜は身体を休める『パッシブレスト(消極的休養)』を意識。家でゆっくり映画を見たり、長めのお風呂に入ってみたり。もちろん土日を逆にしてもOK。
【通勤時間も休日もサビを修復】
軽い運動は、細胞からの不要な老廃物を排出するだけでなく、非日常の時間を提供し、心身をリフレッシュさせるためにも有効。『気持ちいい、スッキリした』という充足もまた、ストレスや疲れを軽減させ、前向きなエネルギーを与えてくれます。抗酸化のためには、細胞を修復する「力」をつけることが一番。軽めのサイクリングと上手な休日使いで、いつまでも元気に若々しく働ける身体を維持していきましょう。