自転車で鍛えられるのはどこの筋肉?

2022年11月28日

「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。

「自転車に乗るとなんだか気持ちいい」そんな体験をしたことのある人は多いのでは?今回はそんな自転車の『気持ち良さ』の理由を探っていきましょう。

【運動と心の関係】
1.運動でストレス対策

「身体を動かすと気持ちがリフレッシュされて前向きになれる」このメカニズムには『脳の働き』が関係しています。ポジティブでストレスに強いコンディションを保つカギは運動にあることが脳研究において解明されています。

2.集中すること=幸福度を上げる
幸福になるための要素のひとつは、『今の瞬間を楽しみ、目の前のことに集中する』こと。運動する時間は集中した状況になり、幸福度を上げることに。

3.自律神経を整える
自転車は、自分の身体や周辺環境など、走行中にさまざまな意識を働かせ、走ることに集中します。これは、ヨガが呼吸と身体の動きを合わせることとよく似ています。有酸素運動には自律神経を整える効果があると言われていることからも、同様の効果が期待できるようです。

【自転車通勤で脳をリセット】
図は、自転車通勤による心理アンケートの結果。2カ月後と4カ月後の推移を見ると、疲労感はダウン、爽快感は維持となっており、全般的に良い精神状態。さらに、仕事の効率が向上しているように感じたり、身体と精神的な変化を感じていたりと、ポジティブな状態に。

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【脳が運動で鍛えられる?】
近年の研究によって脳の一部は、筋肉のように肥大しうることがわかっており、自転車運動で前頭前野が活性化することも明らかになっています。継続的に取り入れることによって、認知症やうつ病の予防につながる可能性があるかもしれません。

【1日10分でOK!】
1日10分の軽い運動でも脳の活性化効果があることが分かっています。日頃から運動習慣のない人にこそ、ラクに乗れる自転車で「脳に効く運動」を意識してみてはいかがでしょう。
なんだか最近、心のコンディションがいいなと感じ始めたら、それは脳がしっかりと鍛えられている証かもしれません。