冬の自転車通勤を温かい服装で。基本のレイヤリングをマスターしよう!

2022年11月14日

「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。

レイヤリングとは、異なる種類のウェアを重ねて着ることです。空気の層を作り、内部の暖かさを保ちます。レイヤリングは登山でも使われる方法で、ベースレイヤーで汗を吸収発散させ、ミドルレイヤーで保温、アウターレイヤーで防風や防水するのが基本です。

【アウターレイヤー】
直接外気にあたる、アウターレイヤー。自転車では防風性を主な目的として、冷たい風や軽い雨などをシャットアウトします。スーツ着用が必須の方は、ジャケットやスーツ用のビジネスコートはオフィスに置いておき、通勤時だけでもウィンドブレーカーやウォータープルーフのシェルジャケットなどを着るのがおすすめ。防水機能に透湿性も兼ね備えた高性能モデルなら、衣類内の蒸れも防いでくれます。

【ミドルレイヤー】
サイクルウェアであれば、長袖ジャージにあたるミドルレイヤー。保温性の確保が主な目的。さらに汗の吸収・発散効率が良いと良いですね。会社で着替えができるのであれば、ここは是非専用ウェアで快適に。スーツでサイクリングをする場合は、速乾吸収性の高いYシャツに、ウールのカーディガンやベストを合わせるのがおすすめ。1~2月など最も寒さが厳しい時期は薄手のインナーダウンを着るというアイディアも。

【ベースレイヤー】
肌に密着する最下層レイヤー。保温性とともに、吸汗速乾性を最重視。水分は蒸発するときに熱を奪う性質があるため、素早く汗を吸水拡散して肌をドライに保つことはとても重要。標高の高い場所で育てられた羊の毛でできるメリノウールは、薄手でありながら保温性と吸湿発散性能を持ち、ベースレイヤーの素材としてもピッタリ。

◎防寒アイテム
ネックウォーマーや、イヤーマフ、フェイスマスクで顔周りをあたため、グローブやシューズカバーで末端の冷えを予防しましょう。

◎始業前の汗冷え対策
可能であれば、インナーを着替えるのがベスト。汗冷えはもとより、ニオイ対策にもなります。しっかり汗を拭けば、ぽかぽかの身体で始業できますね。自分の通勤スタイルにあったレイヤリングをマスターして、寒い冬を楽しみましょう。

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