2022年9月26日
「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。 スタイルの美しさを保つためのカギは『筋肉』。自転車運動でつくる若々しさと健康美の秘訣をお伝えします。
【痩せている女性が増えている?】
肥満や痩せを判断する基準として使われるBMI指数。18.5未満であれば低体重、つまり痩せていると見なされます。国内の調査よると、低体重の20代女性は、30年前のおよそ2倍に。実はこのBMI指数、筋肉と脂肪の量と関係なくはじき出されてしまうので、注意が必要です。
【筋肉量が少ないまま年をとると?】
およそ40代を境に脂肪は増え、筋肉量は減少。特にふくらはぎや太もも、お尻などの立っているときによく使う「抗重力筋」と、瞬間的に力を発揮する「速筋線維」という筋細胞の減少が目立ち、老化が加速する可能性が。身体を支える筋肉が減り、瞬発力がない状態になると、転倒しやすく、要介護リスクが高まります。
つまり、20代なのに50~60代レベルの筋肉量や体力しかない人がそのまま年をとると、同世代の人よりも早く老化が進んでしまうかもしれないということに。
【効率的に筋肉量を増やそう!】
筋肉量を増やすには、大きな筋肉に働きかける方が効率的です。人の身体で最も大きな筋肉はお尻と太もも。太ももの前側は、加齢によって減少しやすく、椅子から立ち上がる、階段を上るという日常生活動作に大きく関わる部位。この大きな筋肉を特に鍛えられるのが、自転車です。
【誰でもはじめやすい!】
自転車運動はウォーキングよりもこの筋肉をよく使うため、体力に自信のない人でも効率的に筋肉をつけられるでしょう。さらに、自転車運動はウォーキングなどと比べてより多くの風を受けます。風を受けると、汗はすぐに気化して、体温を下げてくれます。これによって熱中症のリスクが下がり、また汗が流れる不快感も軽減。ほかの運動に比べて爽快感が続くので、無理なく続けられることでしょう。大きな筋肉を意識しながら、効率よく筋力アップを目指しましょう!