サビないための食と睡眠。「偏らない」が若々しさの秘訣!

2022年9月20日

「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。

疲労のサインを見逃さず、上手に体をメンテナンスしてあげることは、現代人にとって重要なスキルです。「体のサビ」について、食事と睡眠からのアプローチ方法をご紹介します。

【体がサビる=細胞が酸化】
図1の通りヒトはエネルギー生成のために体内の酸素を利用します。酸素を使ったときに発生するのが「活性酸素」。”体がサビる” とは、この活性酸素が増えすぎて、活動している細胞が傷つき酸化してしまう状態をいいます。傷ついた細胞をそのままにしておくと、倦怠感や意欲喪失など心身の不調を招きます。

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【睡眠は時間よりも質】
睡眠中は、活性酸素で傷ついた細胞が修復にかかるため、質の良い睡眠をしっかり確保しましょう。『朝起きたときに気持ちよく目覚めたか、今日も頑張ろうと意欲的になれているか』が質の良い眠りを見極めるサイン。ゆっくりとお風呂で体を温める、寝る前は強い光を避け、リラックスできる環境を整える、などスムーズな入眠に備えましょう。

【サビないために摂りたい栄養素】(図2)
水溶性ビタミンC、ビタミンE、システインなどのアミノ酸、ミネラルをはじめ、β-カロテン、ポリフェノール、茶カテキンやコエンザイムQ10、鮭などに多く含まれるアスタキサンチンが酸化防止に効果的です。

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【バランスを保つことこそ、サビない秘訣!】
体内の酸素量と消費のバランス、労働と休息のバランス、食事のバランスなど、いずれも「偏らない」ことが抗酸化における重要なキーワード。いずれにおいてもバランスを保つことが、いつまでも元気で若々しく働ける秘訣になります。

【疲労のサインに従順に】
脳は自分の疲れ具合を感知するセンサーを持っています。しかしストレスを無理におさえこんだ状態が続くと、センサーが鈍り、不安が常に脳を支配。脳細胞が「休めない」状況に。疲れやストレスを感じたときは上手に休息をとり、日々パワフルに過ごせる生活へとつなげていきましょう!