自転車通勤でアンチエイジング

2022年8月29日

「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。

自転車通勤を少し工夫するだけで、アンチエイジングにつながる運動に変えることが。その秘訣をお伝えしましょう。

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【若返りが期待できる「インターバル速歩」】
インターバル速歩とは、信州大学・能勢博教授提が唱筋する筋力向上のための運動。最大で体力が20%向上し、高血圧や高血糖など肥満の症状が20%改善、そして20歳ほど若返った気分になり、医療費も20%削減できたという結果が出ています。

【インターバル速歩のコツ】
ややきついと感じる「速歩」3分、「ゆっくり歩き」3分を交互に繰り返す運動を1日30分行います。自分がもう限界だと感じるMAXの体力が100とし、その7割程度の負荷で歩くのが速歩。普段よりも歩幅を広めにとり、サッサッとリズミカルにやや速いと感じるペースです。

【最大酸素摂取量UP】
人の筋肉の60%は下半身が占めており、特に脚の筋肉は心臓から送り出された血液をまた心臓に送り返す、ポンプのような働きをしています。インターバル速歩を行うことで、最大酸素摂取量(1分間にどれだけ多くの酸素を体内に取り込めるか)が増加することが確認されています。

【インターバル速歩を自転車に】
自転車の上り坂、信号待ちのストップアンドゴーは、インターバル速歩のような強弱の付いた運動。これを利用して「ちょっとキツイ」と感じるレベルの運動をどれだけ実践できるかが重要。上り坂で少し頑張ってこぎ、平地や下り坂ではペースを落として足を止めて休む。スピードなどを調整して、運動負荷をコントロールしてみましょう。

【はじめやすい自転車】
自転車運動は体重の多くをサドルに預けるため、足腰への負担がウォーキングよりも軽い運動。肥満傾向にある人、腰や関節に痛みを抱えている人にとっては、自転車の方が始めやすいはず。自分に少し負荷をかける継続的な運動がアンチエイジングのカギです。「ちょっぴり頑張る」ことを意識して、自転車通勤を豊かなものにしていきましょう。

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