2022年7月25日
「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。
新型コロナウイルスの影響を受けて、密を避けた移動手段として自転車を利用する人が増えています。電車通勤から自転車通勤に変える、シェアサイクルを積極的に利用するなど、自転車に乗る人も機会も増加傾向にあります。そこで今回は、あらためて自転車に乗る際のルールやマナーに関する注意点をお伝えします。
【自転車ルールやマナーの認知状況と遵守状況】(図1)
ご覧の通り、ほとんどの項目に対して認知されており、無灯火については約95%、歩道の通行不可は約80%、携帯電話等の“ながら運転”については約96%が「してはいけない」と認知しています。その一方で遵守状況は認知状況を下回っており、『わかっているけど、できていない』のが実態のよう。
【自転車の走る場所とは?】
まずきちんと理解したいのが、“走る場所”。自転車は車道の左側が原則で、歩道は例外です。歩道は歩く人のための場所なので、ベルを鳴らしながら歩く人を避けさせるのはNGです!
また、2020年7月に施行された改正道路交通法では、取り締まりの対象となる危険行為に「妨害運転」が追加されました。逆走して道路をふさぐ、幅寄せ、進路変更、不必要な急ブレーキなども妨害とみなされるため、注意が必要です。
【音楽を聴くのも『ながら運転』!】
車道の左側を走行するということは、クルマと同じ道を共有することになり、それだけ常に変化する周囲の状況を把握しなければいけません。音楽を聴きながら、スマホを見ながらなどの“ながら運転”では、注意力が散漫になり、クルマと接触するなどの事故につながりやすくなります。自転車走行中は、運転だけに集中しましょう。
【あらためてルールを確認】
その他、傘さし運転や夜間の無灯火運転もNGです。
せっかくの自転車習慣を気持ちよく継続させるためには、安全な走行が欠かせませんね。
【ひとりひとりがルールの意味を理解してきちんと守る】
みんなが安心して行き交うことのできるよう、知っているようで知らない自転車ルールを、この機会にぜひおさらいしましょう。