自転車の『ルールとマナー』みんなで守れば、道路はスマート

2022年5月30日

「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言発令中、日本では多くの国民が、モラルやマナーを守るかのように外出を自粛していました。自転車のルールも同じようにみんなで守れたら、もっとステキな世界になると思いませんか?

【逆走中?】
道路交通法上では自転車は軽車両。つまりクルマと同じ車両の仲間で、走る場所は原則として車道の左側。2車線対向の車道を走っていて、同じ車道の前方からクルマが走ってきたら、それはあなたが逆走していることになります。

【『今』に集中!】
スマホを片手に持ち、チラチラと画面を見ながら自転車に乗ることは大変危険です。
自転車で走行している時間は「情報から離れてリセットできる機会」と前向きにとらえ、スマートな時間にしましょう。

【覚えておきたいハンドサイン】(図1)
ハンドサインは、自転車走行中に意思を伝える合図で、車のドライバーに自分の行動を伝えるためにとても重要。サインそのものはとても簡単ですが、一瞬だけ片手での走行になるので、バランスを崩さないように注意しましょう。

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【上級ドライバーテクニックとは?】
「止まる」 急停車はできるだけ避けたいものですが、“どのくらいの強さでブレーキをかければ、どのくらいの距離で止まることができるか”という感覚をつかんでおくことはとても大切。人通りの無い安全な場所でブレーキの強さと停止までの距離を試しておくと良いでしょう。(※急ブレーキによる転倒に十分注意しましょう)

「曲がる」
自転車を思い通りの方向に進ませるには、前輪と後輪の位置関係や重心がどこにあるかを把握しているかが重要。重心を意識し、左右どちらも同じように曲がれる技術を磨いておきましょう。

「走る」
簡単にできると思いがちですが、白線の上から外れないようにまっすぐ走ることは意外と難しいもの。目線はまっすぐ、遠くを見るイメージで、フラフラしないで進めるようにしましょう。

当たり前のようでなかなか意識することのない動作をきちんと習得して、しっかりと自転車をコントロールできる「上級ドライバー」を目指しましょう。