2022年4月25日
「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。
基本的に一定の速度で計算しやすい徒歩と違って、自転車の場合には自転車の種類や道路事情の違いによって通勤時間が大きく異なります。
自転車通勤の時間をおおよそ把握するためには、自宅から職場までの距離と自転車の速度を知る必要があります。
通勤にかかる時間の計算は、基本的に以下の計算式で算出できます。
「職場までの距離(km)÷(自転車の種類別の平均速度(km/h)×道路状況による速度の割合」
【信号や人通りの多い公道では、速度が4割低下!】
国土交通省の研究では、ギアなしシティサイクルの平均時速は、信号などの制限のない状態で16.8km/h(走行者の年齢は10~50代)。ところが、都内(江東区亀戸駅周辺)の公道を走った場合、平均速度は9.6km/hで、4割ほど速度が落ちています。信号、人通りが多い地域では、4割を減少させた「平均時速×0.6」を目安に、かかる時間を計算します。
(参照元:http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00039/201105_no43/pdf/375.pdf)
【自転車の種類別 街中での通勤にかかる時間の目安】
移動距離5km、市街地での走行を想定し、「平均時速×0.6」で計算した結果がこちら。
◎「シティサイクル」&「電動アシスト自転車」
平均速度15~17km/h
・通勤時間=5÷(15km/h×0.6)=5÷9=0.56(時間)≒約30分強
◎「小径車(ミニベロ)」
平均速度20~25km/h
通勤時間=5÷(20km/h×0.6)=5÷12=0.42(時間)≒約25分
◎「クロスバイク」&「マウンテンバイク」
平均速度18~25km/h
通勤時間=5÷(22km/h×0.6)=5÷13=0.38(時間)≒約23分
◎「ロードバイク」
平均速度20~30km/h
通勤時間=5÷(25km/h×0.6)=5÷15=0.33(時間)≒約20分
算出した時間は目安です。実際の通勤時には時間に余裕をもって、安全運転を心がけましょう!