2022年4月18日
「JOY RIDE」は株式会社シマノとドコモ・バイクシェアがコラボレーションして、健康にまつわるお役立ち情報をお届けします。
身体面だけではなく、【心】にも好影響を与える自転車通勤。自転車通勤では、ダイエット効果などの身体面にスポットが当たりがちですが、それと同じくらい気分など【心】に与える効果も大きいことがわかってきています。
図のグラフは、同人物が「自転車通勤をした日」と「自転車通勤をしなかった日」で、気分の活性度や安定度がどのように変化したのかを調査した結果です。グラフはそれぞれ左から、「自宅を出発する前」、「会社に着いた後」、「会社を出発する前」、「自宅に着いた後」の1日4回、週5回の測定を2カ月間行った結果です。この評価に使った測定方法は、「二次元気分尺度」という調査方法で、簡単な8項目の質問に答えることで測定時の気分状態を数量化できるものです。
【自転車通勤をした日の場合】(図1)
会社に向かう前に低かった【安定度】と【活性度】が、会社到着時には、どちらも上昇していることがわかります。また、帰宅時に関しても、仕事からの解放感もあり、【安定度】がさらに大きく上昇、あわせて【活性度】も高まっています。
【自転車通勤をしなかった日の場合】(図2)
会社に向かう前の気分の状態は、「自転車通勤をした日」も、「自転車通勤をしなかった日」も、大きな変化はありませんが、自転車通勤では高まっていた【安定度】と【活性度】が、電車通勤では、会社到着時に大きく下がっています。この状態では、仕事に集中し、効果を上げることは難しいかもしれません。また同様に、帰宅後も【安定度】と【活性度】がさほど上昇していないこともわかります。これでは帰宅後の習い事など余暇を充実させたり、家族と過ごしたりするためのマインドスイッチは難しいのではないでしょうか。
【通勤サイクリング=仕事のスイッチ】
自転車通勤は心に大きな影響を与え、気分を改善してくれることがわかりましたね。
通勤サイクリングで、会社に向かう時は『スイッチON』、帰宅時は『スイッチOFF』と、
マインドスイッチしてみてはいかがでしょうか?