手仕事と文学と科学。あたまと体に効くコース
旧奥州街道から森林公園へ。小さな発見がたくさん。
旧街道を駆け、文化の街を堪能しよう!
森の中を走る人。散策する人。読書する人。台原森林公園に隣接する文化館&科学館を巡る、緑の濃いロングコース。
データ
場所:仙台駅~台原森林公園~東照宮~仙台駅所要時間:2時間50分(平均速度5km/h)
距離:14.2km
最大標高差:0m
平均斜度:登り0%、下り0%
写真で見るコースの全容
AER前で自転車を借りる
仙台駅に隣接する商業施設「AER(アエル)」の1Fにポートがあります。
木町通
古民具屋さんや雑貨屋さん、映画館などが並ぶ、文化色が華やかな通りです。ちょっとペダルをこぐ足を緩めて、のんびり街並散策ができるのも自転車のいいところですね。
1 松川だるま製作所「本郷だるま屋」
宮城県伝統的工芸品のだるま。群青色は武士が愛した色。仙台の青い海を表した色でもあり、松川だるまは細面でちょっと凛々しい“伊達男”だるまです。商売繁盛や家内安全など、一年の願いを込めて、だるまに飾りが付いているのも松川だるまの特徴です。家族一同、作業場で静かにトントンと作っていますので、写真を撮りたい時は、かならずひと声かけるようにしてください。
松川だるま製作所「本郷だるま屋」
所在地:仙台市青葉区柏木1-3-7JR仙山線を越えると堤町を通過します。この道は、かつての旧奥州街道。堤町は仙台城下に向けて焼き物を作る町で、その名残りは堤人形を代表する看板や小さなお店、上り窯を保存し公開する佐大ギャラリーに残されています。
2 仙台文学館
劇作家であり小説家でもある井上ひさしの作品をはじめ、宮城・仙台の近代文学に関わる資料を多数収蔵・展示する文化施設です。
定期的に作家や時代に的を絞って展示する「企画展・特別展」が開催されるので、スケジュールをチェックしてから訪れるといいですね。
情報コーナーで資料を手にとり、文学に触れるのも楽しいかも。建物は台原森林公園と接し、森と一体となっているので、敷地内から続く庭園と遊歩道の散策も楽しいです。
仙台文学館
所在地:仙台市青葉区北根2-7-1TEL:022-271-3020
入館料金:大人500円、高校生200円、小・中学生100円(どこでもパスポートで無料)
休館日:月曜日 ※ほか休日あり、欄外を参照 毎月第4木曜日
URL:http://www.sendai-lit.jp
台原森林公園内には自転車と歩行者の散策道が整備されています。途中未舗区間もありますが、道幅は充分にあり、路面もスムーズなのでサイクリングを楽しむことができます。公園から階段を上って、仙台市科学館にアクセスもできます。
3 仙台市科学館
自然史系展示、理工系展示、生活系展示とテーマを分けて、体験実習型の展示をしています。インタプリンタと呼ばれる展示物をガイド説明してくれるボランティアが常駐しているので、科学の基本を易しく理解することができます。
仙台市科学館
所在地:仙台市青葉区台原森林公園4-1TEL:022-276-2201
入館料金:大人500円、高校生300円、小・中学生200円
(どこでもパスポートで無料)
休館日:月曜日 ※ほか休日あり、欄外を参照 毎月第4木曜日
URL:http://www.kagakukan.sendai-c.ed.jp
4 仙台東照宮
仙台藩第二代藩主 伊達 忠宗によって創られた神社で永く仙台藩に保護されてきました。境内には承応3年(1654年)創建当時の建造物が多数残っており、その景観は圧巻です。市内の有名な神社に比べると少し小振りではありますが、石鳥居から本殿に至る参道の美しさや鎮守の森と市街の調和など、訪れ、歩く楽しみがあります。
仙台東照宮
所在地:仙台市青葉区東照宮1-6-1味わいの街
東照宮から900メートル、宮町郵便局の先から小田原方面に入る左手の路地には、韓国料理、沖縄料理、串揚げにホルモン焼きに熱々ラーメンと、見ているだけでお腹が鳴りそうな美味しいお店が並びます。自転車で運動して、お腹もそろそろ限界かも。。。だけどお酒はダメですよ。
AER前で自転車を返す。
仙台市街の中心部。アーケードにも近いので、このまま街中をブラブラ散歩もいいですね。
■ご注意
仙台市の施設の月曜休館について
月曜日が祭日もしくは振り替え休日の場合は開館し、休日明けの平日に休館日は振り替えられます。
他に年末年始の休日などは施設によって変わりますのでお問合せください。
※施設の営業時間等は変更になる場合がございます。施設のホームページ等をご覧いただきご確認ください。
※掲載の所要時間につきましては徒歩:80m/分、自転車:250m/分にて算出しています。